2014年8月16日土曜日

Hydra,GREECE


ギリシャより帰還。夏のギリシャの日差しはかなり強烈だが、これぞ求めていた躊躇なき日差し!特に島で過ごした時間は素晴らしかった。なかなか悪戦苦闘したギリシャ旅であったけど、お金に変えられない何かを得ることができた。
火照った身体にエーゲのちょうど良い水温。少し荒いがさらりとひんやり気持ちよい海がすでに恋しい。突き抜けた青色が目に沁みます。

2014年7月11日金曜日

急に思い立って、この夏休みはギリシャで過ごすことにした。
ここ数か月、外国の海と砂浜、太陽と山など自然に飢えていたので。ハワイとかはさすがにバカンスシーズンなので馬鹿みたいに高くて断念。ギリシャまでの旅費は意外にも許容範囲内だったので、いざ、はじめての地中海へ。島で過ごす日々にすでに妄想は膨らんでおります。ビーチのすみっこで本を読んだり眠ったり泳いだりぼーっとしたり、、、
以前行ったドイツは想像以上に英語が通じなかったけど今回はそれ以上に通じなそうだけど、初めての地に行くのは不安さえも楽しいのだ。道中はエミレーツ航空でドバイでトランジットだが、エミレーツは評価高め、ドバイ国際空港はバブリーな空港だというので乗り継ぎ7時間でもちょっと楽しみ。



2014年6月23日月曜日

友人が『Montparnasse』のAnouk Aimeeが素敵すぎて思わず3回鑑賞してしまったと言っており、私も鑑賞。まばゆすぎる気品...美しい顔立ちの人って、たまに自分の顔立ちに脅威を感じないのかなあと疑問に思ったりします。
モンバルナスがカラーだったらどんな色の世界なのだろう。
モノクロがちょっと惜しい気も。

ジェラールとアヌークの背丈のバランス、理想。

友人とこの髪型ってどうやるのか、考えあぐねていました。

2014年6月20日金曜日




バコンスによる日焼けへの憧れ。



食い込む水着。


2014年6月17日火曜日

2014年5月31日土曜日

Lolita



今日みたいなむしむしと暑い日に、ふと思い出したのは、ドミニク・スウェインのLolita....
高校生の時、帰宅後そっこーTVをつけ、録画していたLolitaの世界に浸っていた。
キューブリックの方は後に観たから、ドミニクのLolitaとジェレミー・アイアンズのハンバートハンバートの方が強く記憶に残っている。当時はなんでロリータこんなきもいおじんとくっつくのかって疑問だったけど今ならよく分かる。そしてジェレミー・アイアンズきもくない。嫉妬のあまり泣きじゃくりながらLolitaを犯すハンバートと、めっちゃ笑いながら犯される白シャツに赤い口紅のLolita...というシーンが、ちょっとトラウマみたいに記憶に残ってる。Lolitaの心はハンバートの見えないところに行ってしまった。セックスという行為は一人よがりになると憐れで滑稽な動きでしかないよ、本当に。
そしてキューブリックの方のハンバートハンバートはJames Masonだったんだ~。相変わらずひやひやとおもしろかった北北西。古いのも新しいのも、どちらも久しぶりに観たくなった。

2014年5月21日水曜日

2014年5月20日火曜日

Al

今までどのくらい本数を観ているのか気になったし、最近観たかどうかも分からなくなる現象が起こってきたので、今年に入ってから観た映画のリストを作ってる。今のところ借りて後悔した映画は、ガス・ヴァン・サント『永遠の僕たち』とコッポラ父の『Rumble Fish』の2本のみ。流れは好調。ガスのは私的に設定、話の展開もキャストも演技もクソでした。ランブルは状況によったらまだ見れるのかなー。分かるような分からないような...結果、どうでもいい。と思ってしまった映画。(ミッキー・ローク、なんかジェラール・フィリップっぽかった)しゃれこみ方が好みではなかった。逆に、良かった映画はほとんどで、どれを取り上げるべきか分からないほど。とりあえず今は、アルパチの『Dog Day Afternoon』の到着待ち。このアルパチ、人生においてキャリア見た目含め一番良い時って感じ。色気がにじみでております!改めてアルパチーノの演技力に魅了されている今日この頃。好みの演技をする俳優を調べると大体リー・ストラスバーグ下で勉強された方々。God Fatherのストラスバーグ氏演ずるハイマン・ロスは派手ではないけれど非常に強い印象を残すキャラクターで、あの演技にはなかなか痺れるものがありました。コッポラ父は偉大なるストラスバーグ先生に演技指導をするのをかなり躊躇ったとか。
関係ないけど、あとマーティン・シーンはやっぱりいいなあー。テレンス・マリックの『地獄の逃避行』は好きな作品のひとつです。『地獄の黙示録』もいいよねぇー。

Pacino♡


Badlands

2014年5月5日月曜日

May

via Celeste e verde

人生って先に何が起こるか分からないから生きるのはやめられないよね。
何も考えていない時にふと降りてくるのだな。
うまいことできてる。

2014年4月20日日曜日

In the mood from Italy

ずっと気になっていたリリアーナ・カヴァーニ<The Night Porter>をやっと観て、続いてヴィスコンティの<地獄に落ちた勇者ども>...そのまま<家族の肖像><ルートヴィヒ>、といきたいところ!イタリア落ちぶれものばっかりです。一方でウェルトミューラーみたいな、なーんも考えなくても良さそうな、イタリアコミカルものの気分でもあります


<流されて>Lina Wetmuller

<The Night Porter>をamazonで購入しようと思ったけど、18禁エリアにあるのが腹立たしい。しかもパッケージと帯が酷く...ポチッと押すのをためらいます。どうしてあんなんになっちゃうかしらー。


このダーク・ボガードの倒錯した色気を醸し出す表情がなんとも...
ふたりの行く末の全てを語るね。


ダーク自身はゲイだった、という話。


2014年3月28日金曜日

Moving Complete pt2


引っ越し完了。郊外はいいです。これまたなんとなしに地元に雰囲気が似ている....。



またあまり好きではない春が来ちゃった。

2014年3月22日土曜日

my love gerard

久しぶりに見たけれど相変わらず地味に好きなんです。ジェーンとダレッサンドロが踊るシーンと明け方の青い空とホワイトアスパラを頬張るジェーンと泥水で水遊びをする二人といらつくくらいぶっさいくな犬とイッちゃってる当時脇役我らがドパルデュー....水面下ながら(?)断固とした名作だと思ってる。気怠く重たい映画撮らせるとピカイチ。
あのジェーンのスタイルはよく取り上げられるけれども、映画として持ち上がってる印象はあまりないよね。いやーバルスーズでもそうだけど、あのような不良な変態ドパルデューを見る時の愛の熱量はんぱない。ますます大好き。



馬の耳を舐めるドパルデュー。変態。

2014年3月21日金曜日

Novecento

F嬢が、おすすめしていたNovecentoを観てくれて、予想通り良い感想を聞けて嬉しかった。特にこのオープニングで心鷲掴みされたことを話してたら彼女も同じだった。モリコーネ様々。毎回素晴らしい映画音楽をありがとうございます。


まだまだ現役、モリコーネ。

2014年3月18日火曜日

home

越してきてから丸一年で再度引っ越し。捨てるものもほとんどないので今回はちょっと楽かな。ひたすら段ボールに詰め込むの巻です。
玄関のガラスブロックと青いドアと白とグレーの塗りの壁が気に入って、好きじゃない街だったけど、時間の問題もあり、即決してしまった今の家ももうすぐさよなら。まあ未練はありません。長い期間同じ場所に留まることが苦手な方だし、色んな意味で良いタイミングです。しかもちょうど空き部屋だった隣と真上に人が入り、真上の人は足音とか話し声とか結構うるさく聞こえるので、ちょうど良く出れて良かった。しかし、今もうるさい。やめてほしいー。よく喋る男だな。これで思い出した。以前部屋に人を呼んだ時、(というか押し掛けられた時?)大抵夜の時は、普通の声より少しトーンを抑えめに喋るのは常識だと思うんだけど夜中だっていうのに大きな声で話されて、本当うんざりした。思いやりのなさ、人となりってこういうところに出ちゃうものだよね。

2014年3月15日土曜日

Dirk Bogarde

気になる人。Dirk Bogarde...


有名な役柄だと、ベニスに死すのアッシェンバッハ....愛の嵐のマックス....
よく見ると、ぺちゃっと丸い鼻に丸い目がチャーミング。
私の知るダーク・ボガートはいつも想い悩み想い詰めてる気がする。
きっちりしてるけど退廃的なムードを漂わせてる。
「過ち」寸前の知性派の中年男性の危うさの魅力。

期待せずに観た『できごと』もつまらなくはなかった。結構良かったかも。




美人には積極的にオレンジやイエローを着てもらいたいと思いました。

2014年3月9日日曜日

友達から今年の夏フェスの情報届く。ここ最近行くライブで、心底興奮できるものはあまりないなあ。暇つぶしって感じ...。フェスも騒ぎたい暴れたいがために、というような不純な目的。細胞ひとつひとつに染み渡るようなライブ、久しぶりに体験してみたいものです。
大学の映画音楽の先生が、Kate BushがMary SteenburgenとShirley Maclainに似てると言っていて確かにと思ったけれど、私はそこにNina Hagenも加えたい。ああ、Nina Hagen...全然聴かなくなっちゃったな。Ninaを聴いてた時期より前はKlaus Nomiをよく聴いていたけれど、どちらもかなりの間ご無沙汰です。通学時に大音量でNInaにKlausって怖すぎ。友達に自分の高校時代の話をしながら、すっかり忘れていた小さな事柄を思い出す。今となっては私もやわになったもんだ。

2014年2月24日月曜日

Charles Swan Ⅲ

1月に観た『何がジェーンに起こったか』という映画。このBette Davis、容姿含めやることなすことホラー級の怖さで夜に見るのはあまりよろしくなかった。上にBette DavisとJoan Crawfordの負けん気の強い女優魂のぶつかり合い、、なんだかちょっと違うエネルギーも画面上に渦巻いていた気がするけど、相乗効果でそれがまた作品の勢いと迫力を醸し出してた。「醜」を目一杯見せつけるBette Davis....これを不気味と言わずなんと言う。不気味で痛々しい。受賞レベルの演技だけれどJoan CrawfordがBetteを受賞させないために細工をしたという逸話があるとか。そしてエンディングは監督の才能と作品の出来を見事に表している終わり方だったと思ってる。何ともアメリカらしい映画。
今年に入ってからそれなりに良い映画ばかり観ている。しいて言えば、Gus Van Saintの「永遠の僕たち」は、観なくても良かった映画だったけども。だめだなー好きじゃないなーキャストもパターンも描き方も。一般受けしたことに納得でした。
一番最近に観たA Glimpse Inside the Mind of Charles SwanⅢも、元々全ッ然期待していなかったのでそれなりに楽しめたけれど、なんでコッポラ家はみなさん見事にあのような感性なのだろうね?


2014年2月16日日曜日

Sunday blues


夜から色々と考えることが多くて、せっかくの休日なのに朝心地よく起きれず、頭がもやもやぐるぐるいっぱい、寝ぼけ眼のままどんよりと洗濯機を回して顔を洗ってコーヒーを入れて洗濯ものを干してAn unmarried womanを流しつつ雪解けの音を聞きながら掃除して一段落、音楽を聴いてたらだんだん覚醒してきた!雪の大荒れから抜け出した青空のきらめきすごい!空気も清く、おかげで今はちょっと良い気分です。 明日のことは考えない。今日一日のことだけを考える。休日の過ごし方その1〜

2014年2月8日土曜日

Listening Today>>







今日頭から離れなかった曲...
特に80sづいてるというわけではありません。笑

Hevel and Katie

こんな雪の日はなんでか「memories~♪」が頭の中に流れるもので、久しぶりにThe Way We Were...
というのも、数カ月ぶりに会った地元の友人と『追憶』の話題が出たので。
そもそも『追憶』の話が出来る同年代の人ってなかなかいないけど....

この作品は色々な意味で神がかっている気がします。心に残るシーンが3つあると良い作品とみなされるらしいですが、この映画は一体いくつあるかしら。最後、ニューヨークで偶然に再会したふたり。「さようなら、ハベル」とケイティ、バーブラのハミングからエンディングに入る瞬間は何度見てもぞくぞくしてしまう。


2014年1月20日月曜日

私の中でBruno Ganzは老いてなかった。でももはやくちゃくちゃのおじいちゃんだった。でも相変わらず良い顔してる。人間ってのは老いてからの顔つきや雰囲気だったりで、その人の本当の人柄が見えてくるのだと思っている。良い顔の老人になるには、それまでどう生きるか。
大学の同期の友達と会うとよく映画の話になるのだが、やっぱりやっぱり、新作の映画、良いものももちろんあるのだろうけど、なんか信用ならないよねって。結局心に残り続けるのは古い映画が多い。古い映画が好きだというこだわりなどではなく、結果、その映画が「古かった」ってだけ。あと信用している監督の作品。でもそのような監督って大体身も心もおじいちゃんになっちゃって、あたりさわりのない作品を撮ったり、ハートフルピースフル、結果みんなハッピーみたいなハッピークソ野郎な映画撮りはじめちゃったりするから残念...。

2014年1月8日水曜日

Ozu,Hara




原の節っちゃんの貴重な素の表情。
とても新鮮。




ニ、ニットを着ている。。。!(鼻血)

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ラースの新作Nymph()maniacが5時間の長編ものという噂。色情魔の話に5時間も必要なのか?
trailerを見る限り、使用されている映画音楽が、他の映画にすでに使われている音楽でなんとも新鮮味がないし、一人一人のキャストは豪華なのに、寄せ集めすぎてバラバラ感が否めない気がする....。。
と、ぶつくさ言いながらも、きっと観に行ってしまうのは、自分の相変わらずな性分です.。映画館に行くのは年に数回行くか行かないか程度なのに、何故かラースの新作が公開されると足を運んでしまう。そして大抵後悔する。絶対観に行く!っていきごんでた映画は結局行けずじまいなのにね。
後悔しながらも観てしまうのは、ラースは一体どこに向かおうとしているのか動向が気になるんだろうなあ。いまいち方向性が掴めないんだよなあ。読めないところがまた気になるというか。nymph()maniacスチールも発表されてます。最近はこんな感じなのね。スチールはきれい。


ちゃっかりラース発見。