着飾ったり、どこかで見たことある系統の中の「オシャレな人」とか全然興味ないし、出で立ちがファッションメインな人は、あまり自分の感性に引っかからない。例えば、一昔前の女流作家はその面においても興味深くて、思考と言葉がメインであり服に対する重きはそれに比べると軽いのだけど、人となりと自分の感性で「無頓着に」センスよく服を着る。自分の中でも、オシャレをするっていう言葉が自分の辞書にはもはやなくなってしまい、やはりちょっと背筋が伸びる服っていうのも着た方がいいんだろうなって思いつつ、まあ当分無理だよねって。笑 年を取るにつれて、ますます何者にもなりたくなくて(語弊ありだけど)できるだけ目立たない服を着る意識になってる。でも、ダイアナ・ヴリーランドの「自然体なんてつまらない」という言葉は確かに、とも思う。人間のモチベーションを上げるお力添えにもなってくれる。それも服の役割なわけです。それをうまく使っている人も魅力的だと思います。